現場従事者や搬入ドライバーの証言によると、桐原町の受入ヤードでは効率的な荷下ろしが行われている一方、受入不可による「門前払い」のトラブルも散見されます。
最も多いトラブル原因は、「サイズオーバー(小割り不足)」と「鉄筋の過大突出」です。破砕機の投入口(ホッパー)に詰まるサイズのコンクリート塊は重機での二次小割りが必要となり、施設側の作業効率を大きく損ねます。現場であらかじめ重機のアタッチメント(大割・小割圧砕機)を用いて規定サイズ以下にしておくことが、スムーズな受け入れのための必須条件です。
また、同施設で購入可能な再生砕石(RC-40)は、駐車場造成の路盤材や基礎工事の下地材として非常に高い需要を誇ります。バージン骨材に比べて資材費を大幅に圧縮できるため、搬入時に空荷となったトラックへそのまま再生砕石を積載して帰る「往復活用」を行う地場施工業者も多く見られます。
【プロの結論】利用に適している事業者・慎重な確認が必要な個人の判断基準
本施設を効率的・経済的に活用できる対象と、別の処分ルートを選択すべきケースは以下のように明確に分かれます。
【本センターの直接利用が向いている対象】
・藤沢市内で解体・外構工事を行う建設業者・解体工事業者
・適正なマニフェストを発行し、規定サイズへ分別・小割りできる体制がある事業者
・工事現場の路盤材として再生砕石を安価に調達したい事業者
【利用に慎重な確認・別ルートが必要な対象】
・藤沢市外の工事現場から発生した建設廃棄物を処分したい場合(受入エリア制限あり)
・家庭のDIYで発生した数個〜数十個程度のコンクリートブロック処分(市のリサイクル推進課へ要事前相談)
・石膏ボード、木くず、瓦、土砂が混在したミンチ状態のがれき類(混合廃棄物対応の民間処分場が必要)