音楽ストリーミングサービスが一般化した現在、BENNIE Kの楽曲はZ世代をはじめとする若いリスナーによって再発見されています。SNSや知恵袋、音楽レビューサイト等に寄せられる生の声には、今なお色褪せない楽曲への賞賛が溢れています。
「令和の夏に聴いても『Dreamland』の突き抜け感は唯一無二」「『サンライズ』のトラックの作り込みが凄すぎて鳥肌が立つ」「中途半端な再結成で過去のイメージを崩さず、綺麗に終わってくれたからこそ永遠の宝物になっている」といった意見が目立ちます。一度聴けば耳から離れないフックと、決して古びないビートメイキングのクオリティの高さが、時を超えて評価され続けているのです。
そうした中で常に囁かれるのが「BENNIE K 再結成 可能性」についての議論です。結論から取材現場の目線で客観的に言えば、「BENNIE Kとして恒常的な活動を再開する可能性はほぼゼロ」と言わざるを得ません。その理由は以下の2点に集約されます。
- YUKIの明確な意思:YUKI自身が「歌い手」としての引退を固く決意しており、裏方としてのプロデュースワークに完全なやりがいを見出していること。
- 『FINALE』に込められた覚悟:20周年にあたる2021年のラストソングで公式に「完結」を宣言した以上、商業主義的な理由で安易に看板を掲げ直すことは、彼女たちの矜持に反すること。
ただし、それは2人の絶縁を意味するものでは決してありません。盟友としての信頼関係は現在も続いており、CICOのソロ楽曲にYUKIが楽曲提供を行ったり、記念的な配信やトークの場に突発的に揃って登場するような「プライベートな友情の延長線上にあるサプライズ」の可能性までは否定されていません。