かつて「伊豆の国パノラマパーク」として運営されていたこの場所は、昭和から平成にかけて家族連れやバスツアーの立ち寄り場所として定着していました。しかし、旅行者のニーズが「団体観光型」から「個別滞在型・体験重視型」へとシフトする中で、施設全体の抜本的なリブランディングが決断されました。
2021年の全面リニューアルを契機に、名称から「の国」を外し「伊豆パノラマパーク」へと刷新。山頂の散策路や飲食施設をラグジュアリーなリゾートテイストへと統一し、山麓のショップやイタリアンレストランも大幅に刷新されました。単なる通過点ではなく、「ここを主目的に伊豆を訪れる」デスティネーションへと昇華させたのです。
この転換は、老朽化した観光インフラをセンスある現代的空間へリノベーションする成功事例として、各地の地域活性化関係者からも高く評価されています。