結婚式や各種イベントのフィナーレで演奏が最高潮に達したとき、堂々と輪に加わるための基本は「手首の返し」と「足のステップ」にある。決して難しいステップを踏む必要はない。リズムに合わせて右足、左足へと体重を軽快に移動させながら、両手を頭より高く掲げるのが基本姿勢だ。
最大の特徴は、男女で明確に異なる手の動きにある。男性は「力強さ」を表現するため、指を軽く握る「拳(グー)」の形、あるいは空気を掴むような力強い手の平で空間をかき回す。これに対して女性は、指先をピンと伸ばして揃える「平手(パー)」の形を取り、優雅にしならせながら風を撫でるように舞う。女性のしなやかな手招きと、男性のダイナミックな空の掌握。この対比がフロア全体に美しいコントラストを生み出す。
恥ずかしがって小さく縮こまるのが最も野暮に見える。頭上で「幸せをかき集めて自分に引き寄せる」イメージを持ちながら、笑顔で視線を上げること。これさえ意識すれば、県外からの参加者でも一瞬で場の一体感に溶け込める。