山形流あけびの食べ方真相!実より皮が主役の伝統料理と苦味抜きの極意

山形流あけびの食べ方真相!実より皮が主役の伝統料理と苦味抜きの極意

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下処理を終えたあけびの皮を、家庭で最高の山形ローカルフードに仕上げる2大鉄板レシピを解説します。

1. 郷土のごちそう「あけびの肉詰め焼き」

見た目のインパクトも抜群な、山形の秋祭や祝席で振る舞われてきた伝統料理です。

【材料(2人分)】
・あけびの皮:2個分(下茹でして水気を拭いたもの)
・豚ひき肉(または鶏ひき肉):150g
・舞茸またはシメジ:1/2パック(みじん切り)
・長ネギ:1/4本(みじん切り)
・味噌:大さじ2、みりん:大さじ1、砂糖:小さじ1、すりおろし生姜:少々
・タコ糸またはかんぴょう:適量

【作り方】
ボウルにひき肉、刻んだきのこ、ネギ、調味料を入れ、粘りが出るまでよく練り合わせます。下処理したあけびの皮の内側に片栗粉(分量外)を薄くまぶし、タネを隙間なく詰め込みます。皮の口を合わせ、タコ糸で数カ所縛って固定します。
フライパンに多めのサラダ油(またはごま油)を中火で熱し、巻き終わりを下にして投入。全体に焼き色がつくよう転がしながら焼き、フタをして弱火で約8〜10分蒸し焼きにして芯まで火を通せば完成です。香ばしい肉汁と味噌があけびのほろ苦さに染み渡り、極上のコクを生み出します。

2. 新米が止まらない「あけびと舞茸の味噌炒め」

日常の晩酌やお弁当のおかずに最適な、手軽で失敗のないあけび味噌炒め作り方です。

【材料】
・あけびの皮:2個(短冊切りにして塩もみ・水晒ししたもの)
・舞茸:1パック(小房に分ける)
・豚バラ肉(薄切り):80g
・合わせ調味料(味噌:大さじ2、酒:大さじ1、みりん:大さじ1、砂糖:大さじ1)
・ごま油:大さじ1

【作り方】
熱したフライパンにごま油を注ぎ、豚バラ肉を炒めて脂を引き出します。水分をしっかり絞ったあけびの皮と舞茸を一気に加え、強火で油を吸わせるように炒め合わせます。皮が透き通ってしんなりしたら火を弱め、合わせ調味料を投入。水分を飛ばしながら照りが出るまで絡めれば完成です。山形伝統の発酵調味料である三五八漬けの床を隠し味に少量加えると、奥深い甘みが引き立ちます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。