ファンが熱視線を送るのが、主人公・サイタマとタツマキの関係性です。普段は周囲のヒーローたちを「自分より弱い有象無象」と見下しているタツマキですが、サイタマに対してだけは全く異なるコミュニケーションが展開されます。
原作およびとなりのヤングジャンプ版の「サイキック姉妹編」では、フブキ組の解散を巡ってサイタマとタツマキが激突しました。タツマキがどれほど本気の念動力を叩きつけても、サイタマは服が少し破れる程度でノーダメージ。最終的に彼女の攻撃を真正面から受け止め続けたサイタマの手を振りほどけず、タツマキ自身が全力疾走の末に息を切らすという前代未聞の結末を迎えました。
この戦いを通じて、タツマキはサイタマを「規格外の異常者」として認識しつつも、自分の全力をぶつけても壊れない唯一無二の存在として、ある種の興味と奇妙な信頼を抱き始めています。恋愛感情とまでは明言されていないものの、二人のコミカルかつ息の合った掛け合いは、読者の間で「ベストコンビ」として絶賛されています。