投扇興の基本ルールは極めて明快です。先攻・後攻に分かれ、一定の距離から交互に扇子を投げます。1試合につき各自5回から10回程度投げるのが一般的で、最終的な合計点数の高さを競います。
初心者が高得点を狙うための最大のコツは、「手首のスナップを利かせすぎないこと」です。フリスビーのように手首をひねったり、ダーツのように直線的に力任せに投げると、扇子が回転して失速したり風にあおられて的を大きく外してしまいます。
正しい投げ方は、扇子の要(かなめ)付近を親指・人差し指・中指で軽く挟み、胸の高さから前上方へ向かって水平にスッと押し出すイメージです。扇子の平らな面で空気を捉え、紙飛行機のようにふわっと滑空させる感覚を掴むと、命中率が格段に向上します。