ドラマシリーズのヒットを受け、製作陣は次なるステージとして映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を送り出した。配給を担当した東映の主導のもと、フランス・パリのルーヴル美術館での現地ロケーション撮影を敢行。日本の映画としては異例のスケール感で話題をさらった。
美しくも不気味な「黒い絵」の謎に挑むサスペンス・ミステリーとして描かれた本作において、二人の演技はさらに洗練されたものとなった。異国の地での緊迫した撮影スケジュールの中、互いを支え合う姿勢が演技の深みにも現れており、観客を怪しく美しい物語の渦中へと引き込んだ。スクリーンに映し出された息の合った演技は、批評家からも高い評価を獲得した。