数字上のカロリーだけを削ぎ落とす時代は終わった。現在、食の現場で最重視されているのは「栄養密度」と「代謝へのアプローチ」だ。単に空腹を満たすためではなく、食べた後の体がどう反応するかを計算し尽くしたメニューが次々と登場している。
とりわけ注目を集めているのが、高タンパクでありながら消化吸収速度をコントロールした複合炭水化物の組み合わせだ。精製された白米やパンの代わりに、胚芽米やもち麦、古代穀物をブレンドした主食が定番化。そこに抗酸化作用の高い彩り鮮やかなスプラウト類や良質な脂質であるアボカド、オリーブオイルをブレンドすることで、腹持ちとエネルギー持続力を両立させる仕掛けが施されている。