メジャーリーグや欧州サッカーをはじめ、世界のスポーツジャーナリズムでは、アスリートの私生活報道と競技パフォーマンスの報道を明確に分ける議論が進んでいる。日本においても、選手や指導者の精神的健康(メンタルヘルス)を保護するため、過剰なゴシップ報道に対する批判の声は強まっている。
試合結果や戦術分析といった本質的なスポーツ報道に対し、ネット上の無数のゴシップ記事がPV(ページビュー)を稼ぐ構図は、メディアの質を低下させる要因とも指摘される。報道機関には、単なるアクセス数の追及ではなく、検証された事実に基づいた質の高いジャーナリズムが今まさに求められている。