駅から徒歩十数分。国道16号沿いに広がる通称「ベースサイドストリート」の景色が変わり始めている。1950年代のアメリカンハウスが並ぶこの通りは、長らく観光地としての顔が強かった。しかし最近では、ヴィンテージ家具店やアンティークショップに加え、若い世代が手がけるギャラリーやコンセプトストアが続々とオープンしている。
古いハウスをリノベーションした店舗に一歩足を踏み入れると、ミッドセンチュリーデザインの家具と現代のローカルアートが違和感なく調和する。単なる「アメリカンレトロの再現」ではない。現代の東京の都市生活者が求めるライフスタイルと、歴史ある基地文化のリアルな融合がここにはある。