めいけんチーズの存在感を決定づけているのが、日本を代表するトップ声優・山寺宏一による名演です。1988年の放送開始当初からチーズ役を担当しており、「アン・アーン」という限られた発音のバリエーションだけで、喜び、怒り、哀しみ、焦燥感といった微細な感情を完全に表現し分けています。
山寺氏はチーズ役以外にも、かまめしどん、カバおくん、さらには増岡弘氏から引き継いだジャムおじさん役まで、同一作品内で多数の主要キャラクターを兼任していることでも知られます。限られた音数の中でキャラクターに命を吹き込み、物語に豊かな感情の起伏をもたらす職人技は、声優界のレジェンドならではの圧巻のクオリティです。