彼らの代名詞である生活密着型ラウドロックは、一見するとコミックソングのような印象を与えるかもしれない。しかし、その土台を支える音の重厚さは本物だ。歪んだ重低音ギター、タイトに刻まれるドラム、そしてウネりを生み出すベースラインが、歌詞のコミカルさとの間に強烈なギャップを生み出している。
この音圧の説得力があるからこそ、テーマがどれほど身近な食やペットの話題であっても、本格的なラウドロックとして成立する。「猫の惑星」においても、重圧なリフとダンサブルなビートが見事に同居しており、純粋な音楽ファンをも唸らせる完成度の高さを誇っている。