エアコン内部のカビ、自分で掃除する前に知るべき衝撃の落とし穴と正しい全手順

エアコン内部のカビ、自分で掃除する前に知るべき衝撃の落とし穴と正しい全手順

エアコン内部のカビ、自分で掃除する前に知るべき衝撃の落とし穴と正しい全手順に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

ホームセンターやドラッグストアで手軽に入手できるエアコン洗浄スプレーですが、使い方を一歩誤ると機器の全損や火災事故に直結します。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の公表データによると、エアコンの内部洗浄に関わる事故は毎年夏前後に集中しており、その大半が誤った洗浄液の吹き付けによる電気系統のショートやトラッキング現象です。

エアコン内部洗浄において、絶対に避けるべき代表的なNG行為は以下の通りです。

1. 電装部(右側の基板部分)やファンモーターへの液体噴霧
スプレーの噴射液が制御基板や端子部に付着すると、絶縁不良を引き起こして発煙・発火の原因になります。養生が不十分な状態でのスプレー使用は極めて危険です。

2. 高濃度アルコールやエタノールの内部への直接大量噴射
「カビ退治=アルコール」と考え、冷却フィンやファンに向けて消毒用エタノールを大量にスプレーするケースが見られますが、可燃性ガスが内部に滞留し、スイッチを入れた瞬間の火花で引火・爆発する危険性があります。プラスチックパーツのひび割れ(ケミカルクラック)を招く要因にもなります。

3. 塩素系漂白剤や強アルカリ性洗剤の使用
カビ取り剤として強力な塩素系洗剤を吹きかけると、冷却フィンのアルミニウムが急速に腐食・白化し、熱交換効率が著しく低下します。有毒な塩素ガスが発生する恐れもあり、室内での使用は厳禁です。

4. すすぎを行わない洗浄剤の放置
市販スプレーの多くは「洗い流し不要」と謳われていますが、実際には剥がれたカビや界面活性剤がドレンパン内部にヘドロ状に堆積します。これがドレンホースの排出口を塞ぎ、数日後に室内へ汚水が漏れ出す二次被害の主因となります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。