突然の揺れに襲われた際、気象庁は段階的に情報をアップデートして発表します。情報が届くタイムラインと、各段階で見るべきポイントを正しく理解しておくことがパニックを防ぐ第一歩です。
気象庁からの情報配信は、主に以下の3段階で推移します。
1. 地震発生から約1分半後:震度速報
テレビのテロップや防災速報アプリで「〇〇地方で震度〇を観測」と流れる第一報です。この時点では「どこで強い揺れがあったか」という各地の震度の概況が伝えられます。
2. 地震発生から約2〜3分後:津波警報・注意報・津波予報
沿岸部や海域が震源の場合、気象庁は揺れの検知から約3分を目標に津波の有無および津波警報・注意報を発表します。沿岸部や河口付近にいる場合、震度が小さくても揺れが長くゆっくり続いたときは、この発表を待たずに高台へ避難を開始するのが鉄則です。
3. 地震発生から約3〜5分後:震源・震度に関する情報
震源地 どこであったのか、揺れの規模 マグニチュード(M)、震源の深さ、そして市区町村単位での詳細な観測震度が確定値として発表されます。
「緊急地震速報が鳴らなかったのに揺れた」というケースも散見されます。気象庁の緊急地震速報(警報)は、原則として「最大震度5弱以上が予想される場合に、震度4以上の揺れが予想される地域」に対して発出されます。震源が極めて浅い直下型地震では警報の発令が主要動の到達に間に合わない場合があり、震度3〜4程度の局所的な揺れでは一般向けの警報ブザーが鳴らない仕組みになっています。