インターネット上の口コミで囁かれる「谷町九丁目駅周辺の治安に不安がある」という評判の真相を探ると、駅を挟んだ「東西の景観と用途地域の大胆な違い」に行き着きます。谷町筋を境にして、東側(天王寺区側)と西側(中央区生玉方面)では街の表情が劇的に変化します。
大阪府警の公開犯罪統計や現場の状況を確認すると、凶悪犯罪の発生率は極めて低い水準を維持しています。しかし、西側の生玉町周辺は昔ながらのラブホテル街や寺町が広がり、夜間になると独特の街並みが現れます。客引きや風俗関連の看板が目に入る環境があるため、これが「夜道が不安」「女性の一人暮らしには不向き」という噂の主な原因となっています。
対照的に、東側の天王寺区方面は大阪屈指の名門私立中高や予備校が林立する「文教地区」として知られ、夜間も塾帰りの生徒や家族連れが行き交い、防犯カメラや街灯の整備も徹底されています。治安の評判に白黒をつけるのではなく、「どの出口からどの方向へ徒歩何分の物件を選ぶか」によって住環境が180度変わる点こそが、谷町九丁目駅の治安の真実です。