著名人の薬物事件といえば、世間からの激しいバッシングや活動自粛が通例ですが、舐達麻に対するリスナーやネット上の反応は極めて特異でした。SNS上では逮捕の一報が流れた直後から、「#FreeDELTA」「#FreeNAMEDARUMA」といったハッシュタグが拡散され、彼らの早期釈放と復帰を願う声が相次ぎました。
彼らが熱狂的に支持され続ける理由は、自らの非行や過ちを美化せず、かといって世間に媚びることもなく、ありのままの生き様を卓越した日本語ラップとして昇華させている点にあります。一般的なコンプライアンスからは完全に逸脱していながらも、音楽としての完成度の高さ、詩的な表現力、そして仲間への義理堅さが多くのファンに「本物(リアル)」として受け止められています。
もちろん、一般メディアやコメンテーターからは「若年層への悪影響」「違法行為の肯定につながる」といった厳しい批判の声も根強く存在します。しかし、そうした毀誉褒貶を巻き込むこと自体が、彼らのカリスマ性をさらに神格化させる要因となっています。