コミュニケーションアプリLINEにおいて、2017年末に実装された送信取り消し機能は、誤爆防止のセーフティネットとして定着した。24時間以内であれば送信者側の操作でトークルーム上のテキストや画像を消去できる。サーバーから該当パケットの表示フラグを書き換える仕組みであり、画面上からは跡形もなくテキストが消える。
だが、完全にすべてが消滅するわけではない。メッセージが相手の端末に届いた瞬間、OSレベルではすでにプッシュ通知のペイロードとして処理されているケースが多いためだ。LINEヤフー株式会社が管理するサーバー側でデータが抹消されても、受信側端末のキャッシュ領域や通知スタックには、その文字情報が残留していることがある。