色鉛筆の塗り方大全!筆圧と重ね塗りで立体感を劇的に変えるプロ技

色鉛筆の塗り方大全!筆圧と重ね塗りで立体感を劇的に変えるプロ技

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陰影をつける際、安易に「黒」や「濃いグレー」を重ねてしまい、絵全体が薄汚れた印象になってしまった経験はないでしょうか。自然界に存在する影は、単なる光の遮断ではなく、環境光や反射光を含んだ豊かな色彩を持っています。

プロが実践する色鉛筆の影と立体感の出し方は、「固有色の補色(色相環で反対側に位置する色)」または「同系色の寒色(青・紫・インディゴ)」を薄く忍ばせる手法です。たとえば、真っ赤なリンゴの影には黒ではなく「深緑」や「プルシアンブルー」を筆圧1で下地として塗り、その上から主色の赤を重ねます。すると、濁りのない重厚な陰影が立ち上がります。

さらに立体感を際立たせるには、最も暗い部分(コアシャドウ)のすぐ隣に、地面や周囲からの照り返しを表現する「反射光(リフレクション)」をあえて薄く残す構成が有効です。明暗のコントラストだけでなく色相の対比を利用することで、紙の上に確かな奥行きが立ち現れます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。