洗脳によって心を閉ざされていた人間・アルベールと、彼を傷つけまいと必死に耐え忍ぶレイラ。ふたりの関係性は、洗脳が解けた瞬間に真のパートナーシップへと昇華する。ゾフィスの呪縛を打ち破り、お互いの目を見つめ合った瞬間の熱量は、作中屈指の名場面として多くの読者の記憶に刻まれた。
三日月型の杖を手に誇り高く戦うレイラと、彼女を命がけで支えるアルベール。恐れを克服し、強力な敵であるデモルトに立ち向かうふたりの連携は、絶望的な状況を打破する大きな光となった。互いを深く信頼し合う姿は、洗脳という悲劇を乗り越えたからこそ到達できた本物の絆と言えるだろう。