世界最高峰のビジネススクールであるハーバード・ビジネス・スクールの研究チームによれば、優れたリーダーシップを発揮する人物ほど、言語情報よりも非言語コミュニケーションに対する感度が高いという。視線の移動、声のトーンの変化、座り直す動作など、言葉の裏に隠された微小なサインを読み取る能力に長けているのだ。
日本心理学会の発表論文でも、コミュニケーションの成否を分けるのは口のうまさではなく、相手の反応を捉える観察力であることが示されている。ビジネス心理学の観点からも、相手の言葉そのものに振り回されるのではなく、背景にある感情やコンテキストを察する技術こそが、真の「場の空気を捉える力」だと結論づけられている。