丸シールの活躍の場は、大人の趣味の世界だけにとどまらない。幼少期の知育玩具や教育ツールとしても、その価値が再評価されている。
小さなシールを台紙から剥がし、狙った位置に正確に貼る作業は、指先の緻密な運動(巧緻性)を鍛えるのに最適だ。モンテッソーリ教育などでも取り入れられているこの作業は、子供たちの集中力を養うと同時に、色の組み合わせや形の構成といったデザイン感覚を自然に育む。市販の高価な教材を買わなくても、100均の丸シールと下絵用紙さえあれば無限の遊びが広がるため、育児中の保護者や保育現場からも熱い視線が注がれている。