編集部がSNSや知恵袋、IT相談掲示板などをリサーチしたところ、安易に代替サイトを利用した結果、深刻な被害に直面したユーザーの生々しい声が数多く見受けられます。
都内の大学に通う男子学生(21歳)は、次のような体験を語っています。
「通学中にギガ(通信量)を減らしたくなくて、昔使っていたサイトの代替を検索して出てきた変換ツールを使いました。変換ボタンを押した瞬間に『ウイルスを検出し破損しています』と大画面でビープ音が鳴り響き、パニックになって表示されたサポート番号に電話してしまったんです。結局、カタコトの日本語を話す人物に言われるがまま数万円分の電子マネーを買わされそうになり、寸前で親に相談して止められました。数百円を浮かすつもりが、取り返しのつかない事態になりかけました。」
ネット上のコミュニティでも、「スマホのカレンダーに身に覚えのない不審な通知が毎日びっしり登録された」「変換したファイルを再生しようとしたらブラウザの拡張機能が勝手に書き換わっていた」といった悲鳴が日常茶飯事となっています。「無料だから」という軽い動機が、平穏なデジタル生活を一瞬で脅かすトリガーになっているのが実態です。