ミシンを持っていなくても、正しい縫い方を実践すれば手縫いで十分な強度と美しさを両立できます。代表的な2つの縫い方の特徴とコツを把握しましょう。
ゼッケンまつり縫いのコツと綺麗な見た目の作り方
表側に縫い目をほとんど出さず、既製品のような高級感ある仕上がりにしたい場合は「たてまつり縫い」が最適です。体操服の地縫いを1〜2本だけわずかにすくい、ゼッケンの折り山に対して直角に針を出していきます。針目を約5mm〜7mm間隔で均等に進めると、糸が目立たず引っかかりにくい強靭な縫製になります。
ゼッケンなみ縫いでほつれない驚きの裏技
最もスピーディにできる「なみ縫い」ですが、「洗濯を繰り返すと糸が切れて一気にほどけるのでは」と不安視されがちです。しかし、5〜6針進むごとに1回「返し縫い」を挟むだけで強度は格段に向上します。万が一どこか1箇所の糸が切れても、返し縫いの結節点がストッパーとなり、全体がほつれるのを防いでくれます。
強度の要!ゼッケンの角の縫い方
洗濯機の中で最も摩擦を受け、剥がれの起点となるのが「四隅の角」です。角の縫い方として、角に到達した際は必ず直角に「×印(クロス)」または「返し縫い2重掛け」を施します。角の先端ギリギリを2〜3往復しっかりと補強しておくだけで、数年間のハードな使用・洗濯にもびくともしない耐久性が生まれます。