Q1:日本で一番高いダムと、一番貯水量が多いダムの形式は何ですか?
A1:日本で最も堤高(高さ)が高いダムは「黒部ダム(富山県)」で、高さ186mのアーチ式コンクリートダムです。一方、総貯水容量が日本一大きいのは「徳山ダム(岐阜県)」で、約6億6,000万立方メートルの水を蓄えるロックフィルダムです。
Q2:なぜ最近は「中空重力式コンクリートダム」が新しく造られないのですか?
A2:昭和30年代〜40年代にかけて、コンクリート資材が高価で人件費が比較的安かった時代には、内部を空洞にして材料を削るメリットがありました。しかし現代では、複雑な内部空洞を作るための型枠工事や人件費・施工工期コストが跳ね上がったため、材料をそのまま打設する通常の重力式や台形CSGダムの方が経済的になり、新設されなくなりました。
Q3:ダム湖の名前とダム自体の名前が違うことが多いのはなぜですか?
A3:ダム本体は建設地の地名や河川名から命名されるのが一般的ですが、完成後にできた人造湖(貯水池)には、水没した旧集落への敬意や地域活性化を目的として、地元公募などによる親しみやすい愛称(例:宮ヶ瀬ダムの貯水池=「宮ヶ瀬湖」、有峰ダム=「有峰湖」など)が付けられることが多いためです。