ハードウェアの販売にとどまらず、デジタルサービス事業へのシフトを強力に推進してきたのがApple Inc.だ。同社最高経営責任者(CEO)のティム・クックは、App StoreやApple Music、iCloud+といったサブスクリプション収益を柱とするビジネスモデルへの拡張を急速に進めた。
その顧客獲得の最も身近な窓口として機能しているのが、コンビニのラックに置かれたApple Gift Cardである。アプリの課金からMacBookの購入まで一本化されたこの統一カードは、クレジットカードを保有しない若い世代やシニア層をAppleエコシステムへと滑らかに引き込む強力な導線として機能している。