ソロアーティスト「CENT」として始動した彼女の音楽活動は、新たなステージに突入している。かつての狂乱的なライブハウスの熱気とは一線を画し、一音一音に自身の感情を丹念に染み込ませるソングライティングが特徴だ。「グループのときは『全員で衝動をぶつける』感覚でした。でも今は、私個人の柔らかい部分も泥臭い部分も、全部そのまま音楽として差し出している」と彼女は語る。試行錯誤の末に生み出された楽曲群は、聴く者の心を静かに揺さぶる。
スタジオワークにおける彼女の集中力は凄まじい。楽曲プロデュースにも自ら深く関わり、メロディの細かいニュアンスや歌詞の行間に宿る温度感まで徹底的にこだわり抜く。ソロ名義 CENT での活動は、単なるシンガーとしての歌唱にとどまらず、クリエイターとしての自立を強く示している。この自立心こそが、現在の彼女を突き動かす最大の原動力だ。