なぜこれほどまでに、私たちは他人のタワマン生活の破綻に熱中してしまうのか。その背景には、電子書籍プラットフォームの普及と独自のビジネスモデルが大きく関わっている。
LINEマンガやコミックシーモアといった大手電子書籍サービスでは、「23時間待てば無料」や「1話無料」という導線が巧みに張られている。通勤電車の中や夜ベッドに入った後のわずかな隙間時間。画面を縦スクロールする指先が止められなくなる。見栄を張りすぎて自滅していく主人公の姿に背筋を凍らせながらも、次の課金ボタンを押してしまう読者が後を絶たない。