ひぐらしの鳴き声はなぜ切ない?朝鳴く理由と時期の真相を追う

ひぐらしの鳴き声はなぜ切ない?朝鳴く理由と時期の真相を追う

ひぐらしの鳴き声はなぜ切ない?朝鳴く理由と時期の真相を追うについて見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

「ヒグラシが鳴き始めると夏休みも終わり」という言説は、俳句の季語が「秋」に分類されていることや、小学校の夏休み後半の体験記憶が固定化した結果生まれた認知の歪みです。 実際のフィールドワーク調査が示すカレンダーは、一般的なイメージとは大きく異なります。 * 初鳴きの時期:本州の平地や低山帯では6月下旬〜7月上旬(梅雨明け前から鳴き始める) * 発生の最盛期(ピーク):7月中旬〜8月上旬 * 終見の時期:9月中旬〜10月上旬(標高の高い冷涼地など) 地域ごとの分布を見ると、ヒグラシは北海道南部から本州、四国、九州、さらには奄美大島や屋久島にまで広く生息しています。生息環境としては、乾燥した開けた公園よりも、スギやヒノキ、シイ、カシなどの常緑針葉樹・広葉樹が鬱蒼と茂る湿度の保たれた森林を好みます。 里山の谷津田沿いや山間部の渓流沿いなど、直射日光が遮られ適度な空中湿度が保たれるエリアこそが、ヒグラシにとって理想郷なのです。

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。