東海環状自動車道を利用するドライバーにとって、全線開通と並んで切実な課題が4車線化の見通しです。先行開通している西回り区間の多くは暫定2車線(片側1車線)で運用されており、速度低下や重大事故のリスクが課題視されてきました。
国土交通省およびNEXCO中日本は、正面衝突事故の防止や災害時のリダンダンシー(代替路機能)確保を目的に、付加車線の設置および4車線化事業を優先順位をつけて推進しています。特に交通量が集中する土岐JCT~美濃加茂IC周辺や、関広見IC前後のボトルネック区間では、順次ワイヤロープ設置から本格的な複線化へと舵が切られています。
現状の暫定区間では、1件の追突事故や故障車が発生するだけで即座に長時間の通行止めにつながるリスクがあります。走行時は東海環状自動車道の事故・通行止め情報や渋滞リアルタイムデータを「iHighway中日本」やハイウェイラジオ(1620kHz)で常時モニタリングすることが推奨されます。