富士山高速バスは電車より得か?2026最新料金と予約裏技を徹底検証

富士山高速バスは電車より得か?2026最新料金と予約裏技を徹底検証

富士山高速バスは電車より得か?2026最新料金と予約裏技を徹底検証についての真相をご紹介します。

高速バス利用において、ネット上で最もトラブル報告が絶えないのが荷物の取り扱いと高速道路の渋滞です。どちらも旅程を根底から崩しかねない要素であり、正確な事実確認が欠かせません。

まず警戒すべきは、富士山高速バストランク荷物預け入れ制限の運用厳格化です。各社運行規定では「原則として1人につきスーツケース等1個まで(総重量30kg以内、3辺の合計が概ね1〜1.2m以内)」と定められています。近年、登山用大型バックパック(60L以上)に加えて大型キャスター付きスーツケースを持ち込もうとするインバウンド客の増加により、トランクのスペース不足が常態化しました。規定サイズを超える荷物は床下トランクへの預託を断られ、追加座席分の運賃を請求されるか乗車自体を拒否される事例が実際に発生しています。同行者と荷物をシェアする、あるいは登山用具は事前に現地の宿泊施設や登山用品レンタル店へ宅配便で送っておくのが賢明な防衛策です。

そしてもうひとつの巨大な壁が、中央道渋滞の経緯と回避ルートの現実です。中央自動車道の上り線は、小仏トンネルを先頭とする構造的なサグ部(下り坂から上り坂へ変わる箇所)が存在し、日曜日の午後から夜間にかけては20km〜30kmにおよぶ激しい自然渋滞がほぼ100%の確率で発生します。定刻では1時間45分の道程が、3時間半から4時間以上かかることも珍しくありません。

バス運行各社は中央道が完全に麻痺した場合、大月ICから都留・道志みち方面や東富士五湖道路を経由して東名高速道路へ迂回運行する運行判断を下すことがあります。しかし、東名高速自体も大和トンネル付近で渋滞しているケースが多く、抜本的な解決には至りません。「復路のバスの後に新幹線や飛行機の乗り継ぎを控えている」という計画は極めて危険であり、帰路だけは渋滞のない特急電車富士回遊を予約しておく、あるいは大月駅付近でバスを降りて鉄道にエスケープする柔軟性が求められます。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。