ネット上の一部ブログやSNSでは、「オーストラリアのニュースは強烈なスラング(G'day, Bloke, Arvo等)だらけで英語学習には使えない」「視聴には有料VPNが必須である」といった不正確な言説が散見されますが、これらは明らかな誤解です。
まず、放送言語としてのオーストラリア英語についてです。ABCのアナウンサーやリポーターが用いるのは、過度に誇張された極端な訛り(Broad Australian)ではなく、国際的な学術・ビジネスの場で標準とされる「General Australian(一般オーストラリア英語)」です。母音の響きに特有の滑らかさがあるものの、文法や語彙は極めてフォーマルかつ論理的であり、TOEICやIELTS、ビジネス英会話のリスニング対策として全く問題ありません。
また、前述の通り報道コンテンツへのアクセスにVPNは不要です。IPアドレスによる地域制限は主に放映権の絡むスポーツ中継やエンタメ系ドラマに限定されており、ニュースストリームやポッドキャストは完全にグローバル開放されています。根拠のない情報に惑わされず、公式が提供する正規の配信ルートを真っ直ぐ利用することが肝要です。