出雲大社・千家家の現在と噂の真相|典子さまの今と後継者の系譜

出雲大社・千家家の現在と噂の真相|典子さまの今と後継者の系譜

出雲大社・千家家の現在と噂の真相|典子さまの今と後継者の系譜を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。

千家家を理解する上で避けて通れないのが、神話時代から一度も途絶えることなく続くとされるその圧倒的な血統の歴史です。出雲国造の祖は、日本神話において天照大御神(アマテラスオオミカミ)の第二子とされる天穂日命(アメノホヒノミコト)。大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)が国譲りを行った際、その祭祀を永遠に司る役目を託されたのが天穂日命であり、その直系子孫が代々の出雲国造を務めてきました。

皇室の祖先が天照大御神の第一子・天忍穂耳命(アメノオシホミミ)の系統であることから、出雲国造家は皇室と「同根の兄弟神」にルーツを持つ極めて特別な家格を有しています。単なる地方の名士や旧華族といった枠組みを遥かに超えた、日本最古の祭祀一族です。

平安時代から鎌倉時代にかけては単一の「出雲氏」として大社を掌握していましたが、南北朝時代の1344年頃、第55代出雲国造であった孝時(たかとき)の時代に、兄弟の間で領地と職務が分割され、「千家家」と「北島家」の二家に分かれました。以降、江戸時代末期まで両家が交代制で出雲大社の祭祀を担当するという特異な体制が続いていくことになります。

明治の近代化政策に伴い、一神社一宮司制が敷かれたことで、最終的に千家家が出雲大社の宮司職を専任することとなり、現在に至る強固な系譜が確立されました。現在の宮司は第84代出雲国造である千家尊祐(たかまさ)氏。その長男として祭祀を支えているのが、権宮司の千家国麿氏です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。