Q1:25度の甲類焼酎しか家にありません。どうしてもこれで渋抜きしたい場合はどうすれば良いですか?
A1:代用は十分に可能です。ただし35度のホワイトリカーに比べて揮発が遅いため、ヘタを浸す時間を「2〜3秒」とわずかに長めにし、密閉後の日数を通常の7〜10日ではなく12〜15日前後見込んでください。また水分量が多くカビが生えやすいため、袋の底に敷く新聞紙を厚めにし、1週間経過した時点で袋の内側に水滴が溜まっていたら清潔なペーパーで素早く拭き取るケアを行ってください。
Q2:渋抜きした柿を食べるとアルコール分で酔っ払ったり、子どもに悪影響が出たりしますか?
A2:ヘタに塗布したごく微量のエタノールは気化して化学反応(タンニンの不溶化)に消費されるため、果肉部分に残留するアルコール濃度はごくわずか(一般的な発酵食品と同等の微量レベル)です。基本的には子どもや妊婦、お酒に弱い方が食べても問題ありません。ただし、過剰に焼酎を浴びせて果肉に酒臭さが残っている場合や、極端なアルコールアレルギーをお持ちの場合は念のため摂取を控えるか、加熱調理してご利用ください。
Q3:10日待って袋を開けたのに、まだ強烈な渋みが残っていました。もう一度やり直せますか?
A3:果肉が崩れていなければ、再処理が可能です。ヘタが乾いていることを確認し、再度35度のホワイトリカーをヘタに少量チョン付けして、新しいビニール袋で空気を抜いて密閉してください。その際、失敗の原因の多くは室温不足にあるため、これまでの保管場所よりも暖かい部屋(20℃前後の暖房の効いたリビングなど)に移動させて3〜5日間置いてみてください。
Q4:冬場に室内で処理する場合、床暖房の上に袋を置いて温度を上げても良いですか?
A4:床暖房やホットカーペットの上に直接置くのは厳禁です。下からの過剰な熱によって柿が温められすぎると、脱渋反応が進む前に果肉が煮えたようになって傷み、急激に腐敗します。適正温度はあくまで15℃〜20℃の自然な空気の温度です。部屋のテーブルの上や棚の上など、直接床熱が伝わらない場所に置いてください。