地域住民や通勤通学客の間で一時話題となった「国分寺マルイの閉店説」。商業登記情報や丸井グループの公式IR資料、現地の営業状況を照らし合わせると、この噂は事実無根の誤解であることがはっきりと分かります。それにもかかわらず、なぜこのような極端な噂が一人歩きしてしまったのでしょうか。
その背景には、丸井グループが進めてきた「売らない店」へのシフトや、従来の百貨店型消化仕入れから定期借家契約(ショッピングセンター型)への抜本的なビジネスモデル転換があります。契約満了に伴い、2020年代半ばにかけて複数フロアでアパレルブランドの退去や大型区画の一斉改装が重なりました。シャッターが下りた一角を目撃した来店客の投稿がSNS上で拡散され、「国分寺マルイ自体が撤退するのではないか」という憶測を生む土壌となったのです。
実際には撤退どころか、商圏の人口動態に合わせた大規模な再編が着実に実行されています。現在の基本営業時間は以下の通り、フロアごとの特性に応じた運用へと最適化されました。
国分寺マルイ 営業時間(2026年現在の基本体系)
・B1F まるい食遊館(食品・デパ地下):10:00~20:30(日・祝は20:00閉店の場合あり)
・1F~5F ファッション・生活雑貨フロア:10:00~20:00
・9F レストランフロア:11:00~22:00(ラストオーダーは各店21:15〜21:30頃)
かつてのように夜遅くまでアパレル売り場を開けるのではなく、利用頻度の高い食品フロアの営業時間を手厚く設定するメリハリの効いた時間配分が定着しています。急な営業時間変更や年末年始の特別シフトについては、店頭のサイネージや公式Webサイトで随時アナウンスされているため、事前のチェックが欠かせません。