バーガンディー(Burgundy)という呼び名は、フランス東部の世界的なワイン産地「ブルゴーニュ(Bourgogne)」の英語名に由来します。英語圏では地域名や名産の赤ワインそのものを指す言葉として日常的に用いられており、色彩の世界では「ブルゴーニュ産赤ワインのような、ごく暗い紫みの赤」を意味します。
色彩規格の指標であるJIS(日本産業規格)の慣用色名においても、バーガンディーは「ごく暗い紫みの赤」として定義されています。一般的なワインレッドよりもワントーン明度が低く、ルビーのような鮮紅色にわずかな青みと黒みを溶け込ませたような、重厚でノーブルなニュアンスが最大の特徴です。
ウェブデザインやグラフィック制作で基準となるバーガンディカラーコードは、代表値として#6C2735(RGB: 108, 39, 53)や#800020が頻繁に採用されます。深い薔薇のつぼみや熟したブラックチェリーを彷彿とさせるこの色は、落ち着きの中に凛とした強さを秘めた色調として、性別を問わず支持を集めています。