目の酷使は、首の後ろから後頭部にかけての筋肉と密接に連動しています。視神経や後頭葉(視覚野)へとつながる血管は首の後ろを通過しているため、デスクワークによる首こりが慢性的なかすみ目の主因になっているケースが目立ちます。
後頭部の生え際にある天柱(てんちゅう)は、首の後ろにある太い筋肉(僧帽筋)の外側のくぼみに位置します。そこからさらに指1本分外側、耳の後ろの骨の出っ張りとの間にあるくぼみが風池(ふうち)です。
両手で後頭部を包み込み、親指をそれぞれのツボに当てて頭を少し後ろに傾け、自重を利用して上方向へ押し上げるように圧をかけます。風池や天柱の刺激による首こりと目の疲れの同時リセットは、眼球周辺への血流量を劇的に増やし、重だるい頭全体をスッキリさせる強力な一手です。