室外機や配管から勢いよく水が噴き出している、あるいはポタポタと止まらない場合、業者が到着するまでの間に被害を食い止める応急処置を実行してください。工具がなくても手動で数分あれば完了します。
ステップ1:給水専用止水栓を閉める
貯湯タンクの下部にあるカバー(脚部カバーや点検口パネル)を開けると、タンクへ水を送るための「給水配管」と「止水栓(バルブ)」があります。この止水栓を時計回り(右方向)に固くなるまで回して閉めてください。これにより、エコキュート系統への給水が遮断され、漏水を物理的にストップできます。もし場所が分からない場合は、屋外の水道メーター横にある「家全体の元栓」を一時的に閉めてください。
ステップ2:エコキュート専用の漏電ブレーカーを切る
ヒートポンプ内部に浸水している状態で通電を続けると、電子基板のショートや漏電火災のリスクが生じます。屋外タンク側面の小窓にある「漏電遮断器」のスイッチをOFFにするか、屋内分電盤にある「エコキュート」と書かれた200V専用ブレーカーを落としてください。
ステップ3:漏水箇所の写真・動画を撮影する
修理業者や保険会社へ状況を正確に伝えるため、水が噴き出ている箇所、室外機の型番シール、リモコンのエラー表示をスマートフォンで撮影しておきます。火災保険の「水濡れ特約」や「破損・汚損特約」が適用できるケースもあるため、修繕前の客観的証拠を残しておくことが重要です。