「子どもにカブトムシを描いてとせがまれたが、角のバランスが取れない」「イベントの黒板アートでサッと手書きしたい」という声は少なくありません。イラストレーターへの取材によって判明したのは、複雑に見えるカブトムシの体も、「丸・台形・楕円」という3つの基本図形に分解すれば驚くほど簡単に描けるという事実です。
誰でも失敗しない4ステップ描画法
紙とペンを用意し、以下の順番で輪郭を重ねていくだけで、わずか1分でバランスの整ったかわいい手書きカブトムシが完成します。
ステップ1:頭部と特徴的な角を描く
まず上部に小さな半円を描き、その中央から上に向かって「Y字」のような大きな角を伸ばします。先端を二股に分かれさせ、さらにその先を二つに割る(フォークのような形状にする)と、一目でカブトムシと認識できるシルエットになります。
ステップ2:胸部(前胸背板)を台形で乗せる
頭部のすぐ下に、角より一回り大きい横長の台形を描きます。中央上部に小さな突起(前胸の小さな角)をちょこんと付け足すと、グッと本格的なフォルムに近づきます。
ステップ3:背中(翅)を大きめの楕円で包む
台形の下に、どっしりとした大きめの楕円を描きます。中央に縦の直線を1本スッと引くだけで、閉じた羽の合わせ目が表現され、立体感が生まれます。
ステップ4:6本の脚と愛嬌のある目玉を配置する
胸部の横から左右に3本ずつ、カギ状に折れ曲がった脚を描き足します。最後に頭部の左右にくりっとした丸い目を描き込めば、子どもが喜ぶ愛らしい手書きカブトムシの完成です。
よりリアルにかっこよく見せたい場合は、背中の楕円に白のハイライトを三日月状に入れることで、甲殻類のツヤ感を簡単に演出できます。