二人の関係の強固さを世に知らしめた最大の転機が、2023年5月の病気療養劇でした。鈴木京香は主演が決定していた連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)を、クランクイン直後に体調不良を理由に電撃降板。主演女優が撮影開始直後に降板するという異例の事態に、業界内では病状を巡る深刻な憶測が飛び交いました。
それ以前の数年間、生活リズムの違いから「同棲を解消した」「破局したのではないか」といった噂が一部週刊誌で報じられていた時期もありました。しかし、鈴木の緊急事態に長谷川博己が見せた行動は、そうした外野の雑音を瞬時に一掃するものでした。
当時、鈴木の療養生活を間近で見ていた関係者はこう振り返ります。「長谷川さんは自らの仕事を細かく調整し、鈴木さんの都内の自宅に連日通い詰めました。鈴木さんの愛犬の散歩を朝夕欠かさず行い、無農薬野菜や身体に優しい食材を買い揃えて手料理を振る舞うなど、身の回りの世話を一人で引き受けていたのです。病室や通院への送迎でも、周囲に悟られないよう細心の注意を払いながら、片時も彼女のそばを離れませんでした」。
この献身的な看護を受け、鈴木京香は焦ることなく静養に専念。2024年には徐々にナレーション仕事など声の仕事から活動を再開し、長谷川博己がTBS日曜劇場『アンチヒーロー』で圧倒的な演技を披露した際にも、公私にわたる最大の理解者として長谷川の背中を支え続けました。
そして2026年現在、鈴木京香の健康状態は完全に回復基調にあり、女優としての本格的な映像復帰作の準備も着々と進められています。命の不安に直面したとき、誰よりも頼りになり、私生活を投げ打って守ってくれた長谷川の存在——この療養期間を経て、二人の事実婚はもはや誰にも引き裂くことのできない領域に達しました。