2020年12月31日に開催された生配信ライブは、嵐の21年間のキャリアにおいて特別な意味を持つステージとなりました。嵐 活動休止前 ラストライブ セトリおよび嵐 This is 嵐 ライブ曲順は、休止という大きな区切りを前に、5人がファンへ届けたい想いを極限まで純鋭化させた構成となっていました。
『ワイルド アット ハート』や『サクラ咲ケ』で明るく幕を開け、華やかなエンターテインメントを展開しながらも、後半では『Turning Up』などの新時代を見据えた挑戦曲を披露。そして終盤、メンバー5人の胸中を語るロングスピーチを経て、休止前のラストナンバーとして選ばれたのは、アルバムのリード曲である『The Music Never Ends』でした。
「音楽は鳴り止まない」というメッセージを刻み込んだのち、エンドロール後にはデビュー以来ファンを照らし続けた『Love so sweet』のオルゴール音が響く中、5人が手を繋いでタワーへと昇っていくエンディングは、多くのファンの涙を誘いました。悲しみの別れではなく、「再会への希望」をセットリスト全体で描き切ったこの構成は、J-POP史に残る名演出として記憶されています。
【プロの結論】初見派からコアファンまで|失敗しないライブDVD・Blu-ray鑑賞の判断基準
数多くの映像作品がリリースされている現在、どの作品のセットリストから鑑賞すべきかはファンの目的によって異なります。嵐 ライブDVD 収録曲 詳細をもとに、最適な選び方の基準を提示します。
■ こんな人におすすめ:
- 王道のヒット曲を網羅したい初心者・復習派:『ARASHI Anniversary Tour 5×20』
→ 代表曲・シングル曲がほぼすべて収録されており、嵐の20年の軌跡を一気に見渡すことができます。 - 芸術的な演出とコンセプチュアルな世界観を楽しみたい演出重視派:『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」』または『Japonism』
→ 映像技術、照明、組曲構成など、舞台演出の極致を体感できます。 - 隠れた名曲やカップリング曲を深く知りたいコアファン:『アラフェス』シリーズ(2012 / 2013 / 2020)
→ ファン投票ならではの濃密なセットリストで、アルバム曲の魅力を余すところなく味わえます。
■ 慎重に選ぶべきケース:
- 初めて嵐のライブを映像で観る場合:いきなり『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』から鑑賞すると、活動休止という背景の感情負荷が非常に高いため、まずは『5×20』や『ARASHI 10-11 TOUR "Scene"〜君と僕の見ている風景〜』などの祝祭感あふれるドーム公演から入るのが賢明です。
集団的熱狂と個人の感情記憶を結びつける嵐のセットリストは、大衆音楽における「心理的カタルシス(感情の解放と浄化)」の模範例といえます。楽曲の順番ひとつで数万人の感情を自在にコントロールする松本潤のプロデュース手腕と5人の表現力は、今後も色褪せることはありません。