大葉の劇的な延命法として大きな転換点となったのが、農林水産省の公式X(旧Twitter)アカウントによる発信です。「大葉が使い切れずにすぐ傷んでしまう」という生活者の切実な声に応える形で投稿されたそのノウハウは、瞬く間に数万件のリツイートと十数万件の「いいね」を記録。自炊派からプロの料理人まで幅広い層の間で話題を席巻しました。
農林水産省公式大葉保存法の手順は、驚くほどシンプルかつ合理的です。
まず用意するのは、大葉がすっぽり収まる背丈のある小さな空き瓶(ジャムの空き瓶やスパイス容器など)とフタ、そしてわずかな水のみ。瓶の底に深さ1ミリ〜2ミリ程度(茎の先端がわずかに浸かる程度)の水を注ぎ、大葉の軸(葉柄)を下にして立てて入れます。あとはフタをきっちり閉めて密閉し、冷蔵庫の「野菜室」へ立てた状態で保管するだけです。
パックから出してそのままラップに包んだり、ジッパー袋に放り込んだりしていた従来の方法では、早ければ3〜4日で葉の縁が変色していました。しかし、この公式推奨手順を踏むだけで「青じそ日持ち3週間」という、従来の常識を覆す鮮度保持が可能になったのです。特別な薬剤や高価な保存機器を一切使わず、家庭にある廃材容器だけで劇的な延命効果が得られる点こそ、ネット上で絶賛された最大の理由と言えます。