南米地図を眺めると際立つのが、ブラジルに接している隣接国の多さです。南アメリカ大陸に存在する12の独立国と1つのフランス領のうち、ブラジルと国境を接していないのは「チリ」と「エクアドル」の2カ国だけです。
北から時計回りに、フランス領ギアナ、スリナム、ガイアナ、ベネズエラ、コロンビア、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイの計10カ国・地域と陸続きで隣り合っています。国境線の総延長は1万6,000km以上に達し、貿易やエネルギーパイプライン、多国籍な文化交流のハブとして、南米地域全体の政治・経済を牽引する立場にあります。