実際に現地へ足を運んだチャレンジャーたちの体験談を検証すると、事前の準備不足によって現地で慌てるケースが散見されます。安全かつ快適にジャンプを成功させるために、富士バンジーの服装と持ち物に関するルールを完全に頭に入れておく必要があります。
推奨される服装と絶対にNGなスタイル
ジャンプ時は全身に強烈な風圧と重力がかかり、ハーネスが太ももや肩周りをしっかりと固定します。そのため、摩擦やめくれ上がりに強い服装が基本です。
- 最適な服装:伸縮性のある動きやすいパンツスタイル(デニム・チノパン・ジャージ)、Tシャツやスウェット。
- NGな服装:スカート、ワンピース、丈の短すぎるショートパンツ、装飾が多く金具が引っかかりやすい服。
- 靴の規定:スニーカーや運動靴が必須。ヒール、サンダル、厚底靴、脱げやすいスリッポンは厳禁(現地でシューズレンタルがある場合もありますが、持参が鉄則です)。
持ち物・装飾品のルールとギブアップの現実
ポケットの中身(スマートフォン、財布、鍵、小銭入れなど)は落下防止のためすべて空にする必要があります。また、メガネを着用したまま飛ぶ場合は専用のメガネバンド(固定ストラップ)が必要です。コンタクトレンズは外れるリスクがあるため、使い捨てタイプの使用や度付きゴーグルの検討が推奨されます。
また、知っておくべき現場のシビアな現実として「チキンアウト(ギブアップ)」があります。デッキ先端に立ち、スタッフの「5、4、3、2、1、バンジー!」のコールが響いても、恐怖心からどうしても飛び出せない挑戦者が一定数存在します。スタッフは優しく励まし時間をかけて背中を押してくれますが、後続のスケジュールもあるため一定時間を過ぎると失格となります。その際、自己都合によるギブアップに対する返金は一切行われません。「お金を払ったからには絶対に1回目のカウントで前へ倒れ込む」という強い覚悟を持って足場に立つことが成功の秘訣です。