ダイソーの裾上げテープでプロ並みの仕上がりを手に入れるには、事前の下準備と手順の厳守が欠かせません。縫製知識がない方でも失敗しない確実なステップは以下の通りです。
【失敗しないアイロン接着の5ステップ】
1. 試着と折り目付け:靴を履いた状態を想定してパンツの丈を決め、マチ針やクリップで留めた後、アイロンでしっかりと折り目をプレスします。
2. テープの水通し:テープを必要な長さ(裾周り+重なり分2cm程度)にカットし、一度水に浸して軽く絞るか、霧吹きでしっかり湿らせます。
3. 位置合わせ:折り返した裾の端と本体生地の境界をまたぐように、接着面(ザラザラした糊面)を下にしてテープを配置します。
4. 体重をかけた圧着:中温(140〜160℃)に設定したアイロンに当て布(薄手の綿ハンカチなど)を敷き、滑らせずに1箇所あたり上から体重をかけて10秒〜15秒間強く押し付けます。
5. 完全冷却:接着直後は糊がまだ液状です。熱が完全に冷めて樹脂が硬化するまで、絶対に生地を動かしたり引っ張ったりしてはいけません。
もし位置がズレたりシワが入ったりしてやり直したい場合は、無理に引き剥がしてはいけません。当て布の上から再度スチームアイロンをしっかり当て、糊が熱で溶けている状態のうちにゆっくりと端から剥がすのが鉄則です。生地に残った余分な糊は、当て布を当てて熱を移し取るか、薬局で手に入る無水エタノールを少量染み込ませた布で拭き取ることで綺麗に除去できます。
なお、アイロンを出せない環境や出張先での応急処置として、ダイソーでは「アイロン不要(両面粘着テープタイプ)」も展開されています。こちらは加圧だけで手軽に固定できる反面、水洗いや摩擦には弱いため、あくまで一時的な仮留めや緊急避難用として割り切るのが賢明です。