過酷な筆記試験を突破した先に待っているのが、最終面接となる口述試験です。中小企業診断士 口述試験 対策について心配する声も多いですが、例年の合格率は99.9%であり、普通に応対できればまず落ちることはありません。
ただし、面接官からの質問に対して完全に沈黙したり、助言を求められているのに感情的に反論したりした場合は不合格となる前例があります。筆記試験で出題された4つの事例企業の概要、強み・弱み、提案した助言の骨子を頭に叩き込み、落ち着いてコミュニケーションを取る準備をしておけば十分に対処可能です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
中小企業診断士の二次試験は、単なる暗記量や学歴を競うテストではなく、「相談者の置かれた立場を理解し、身の丈に合った処方箋を出せるか」という人間力と論理的共感力を試す試験です。この試験に短期間で適応できる人と、泥沼化しやすい人の境界線は明確に分かれます。
▼二次試験の適性が極めて高い人
- 他人の話に先入観を持たず素直に耳を傾けられる人(傾聴力がある人)
- 「社長の立場ならどう感じるか」という感情と理屈の両面から物事を捉えられる人
- 完璧主義を捨て、制限時間内に60点の及第点を手堅くまとめる要約力がある人
- 「一次知識のひけらかし」が相手にとって無価値であると理解している人
▼挑戦にあたって慎重な自己変革が求められる人
- 自分の専門知識や成功事例を押し付ける癖がある人(専門家意識が強すぎる人)
- 白か黒かのゼロサム思考で、曖昧なビジネスの現実に耐えられない人
- 予備校の教本やフレームワークを暗記すれば受かると信じ込んでいる人
- 自分の答案の誤りを指摘された際に、言い訳や自己正当化を優先してしまう人