Q1:完全分離にすれば光熱費のメーターも完全に別々にした方が良いですか?
A1:長期的な関係維持を考えるなら、確実に別契約・別メーターにすべきです。子メーターによる按分は初期費用が安く済みますが、冷暖房の使用頻度や在宅時間の差による不満が必ず生じます。新築時に電気・ガス・水道の引き込みを完全に2系統化しておくことが、不要な金銭トラブルを遮断する最善の策です。
Q2:上下階の生活音を防ぐために、ハウスメーカーに依頼すべき防音対策は?
A2:標準仕様の遮音シート程度では不十分です。2階の床にALC(軽量気泡コンクリート)や遮音制振ゴムマットを多層充填し、さらに1階の天井吊木を防振タイプに変更する「防振二重天井」を採用してください。また、2階の排水管には遮音カバーを二重巻きにし、親世帯の寝室直上には水回りやリビングを絶対に配置しない間取り設計を徹底することが不可欠です。
Q3:親が亡くなった後、片方を一般の入居者に賃貸物件として貸し出すことは可能ですか?
A3:設計段階から配慮していれば十分可能です。ただし、入居者が外階段を使って直接アクセスできる完全独立動線があること、駐車スペースが各世帯分確保されていること、構造上の遮音等級(D-50以上推奨)が確保されていることが条件となります。これらを考慮せずに建てられた住宅は、賃貸市場に出しても借り手がつかないか、入居者との間で音トラブルを引き起こす原因になります。