Q1:死んで完全に動かなくなったアイゴでも、毒針に刺されたら危険ですか?
A1:極めて危険です。アイゴの刺毒は生体の生死に関係なく、死後数日間は組織内に安定して残留します。クーラーボックスの中で冷え固まった状態であっても、針が皮膚に刺されば生体時と同様に毒液が体内に侵入し、激しい疼痛と腫れを引き起こします。死骸であっても素手で触れず、必ずトングで保持した上でハサミで全ヒレを切り落としてください。
Q2:スーパーで内臓付きのアイゴが売られていた場合、臭みの心配はありませんか?
A2:店頭に並んでいるアイゴは、水揚げ直後に漁師や仲買人が適切な冷却管理(神経締めや潮氷冷却)を行っているため、釣り場で放置された個体のような悪臭はありません。ただし、購入後はその日のうちに内臓を摘出してください。調理前に塩水で身を洗い、ペーパータオルで余分な水分をしっかりと脱水することで、専門店レベルの澄んだ味に仕上がります。
Q3:刺身で食べる際、アニサキスなどの寄生虫リスクはありますか?
A3:他の天然海水魚と同様に、アニサキスが寄生している可能性はゼロではありません。特に内臓周辺に付着していることが多いため、内臓を取り除いた後は腹腔内の膜を綺麗に削ぎ落とし、目視で白く丸まった虫体がいないか入念にチェックしてください。薄造りに仕立てる工程自体がアニサキスを目視で発見・切断する安全策になります。不安な場合は、一度マイナス20度以下で24時間以上冷凍してから解凍して召し上がることをおすすめします。