基地フェスティバルの現場取材を重ねるなかで見えてきたのは、時間配分を誤った来場者が強いられる過酷な疲労です。特に首都圏の横田基地日米友好祭や西日本の岩国航空基地フレンドシップデーでは、1日の来場者数が数万から十万人規模に達します。
入場ゲートのセキュリティチェックでは、ピーク時間帯(午前10時〜13時)に並んだ場合、待ち時間が60分〜120分に及ぶことも珍しくありません。特に横田基地の最寄りであるJR青梅線・牛浜駅はホーム制限がかかるほど混雑するため、あえて拝島駅や福生駅から歩くルートを選択するのが現場の定石です。
また、基地内部の広大さも見落とせません。入門ゲートから主要な航空機展示エリアやメインステージまでは、炎天下のアスファルトの上を1キロ以上歩行する必要があります。歩きやすいスニーカーの着用と、熱中症対策用の水分補給(未開封のペットボトル飲料は持ち込み可能)は欠かせません。
SNSや参加者のクチコミでも「入場するだけで体力を使い果たした」「食事を買うのに1時間並んだ」といった声が散見されます。混雑を巧みに回避するなら、開門時刻の30分前にはゲート前に到着しておくか、ピークを外して14時以降に入場する二者択一の戦略が効果を発揮します。