都道府県別大学進学率2026!東京と最下位40%格差の真実

都道府県別大学進学率2026!東京と最下位40%格差の真実

都道府県別大学進学率2026!東京と最下位40%格差の真実を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「進学率が40%前後の県は学力や学習意欲が低いのではないか」という安直な論調が散見されます。しかし、現場で指導にあたる教員や地元住民の生の声を聞くと、まったく異なる風景が見えてきます。

東北地方の公立高校で長年進路指導を担当する教諭は、絞り出すような口調で胸中を明かしました。
「『東京の私立大学に行きたい』と生徒が目を輝かせても、三者面談で保護者が頭を抱える場面に何度も立ち会ってきました。親の年収が400万円台のなか、下宿費込みで年200万円近い仕送りは物理的に不可能です。生徒もそれを察して、泣く泣く地元の公務員試験や大手工場への就職へ切り替える。『勉強ができないから進学しない』のではなく、『家計を破綻させないために進学を断念している』のが現場の真実です」

一方で、地方における高卒就職の安定感を肯定的に捉える声も少なくありません。大手自動車メーカーの関連工場が集積する地域で働く20代男性は次のように語ります。
「地元の工業高校を出て18歳で就職しました。都内のFランク私立大学に行って400万円以上の奨学金を背負い、都内で手取り20万円前後で消耗している同世代と比べると、自分は24歳ですでに貯金が数百万円あり、マイカーも一軒家も手に入れた。大学進学率という数字だけで地方を『負け組』のように語るのは、大都市に住む人たちの身勝手な偏見だと感じます」

山田 真由
著者

山田 真由

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。